薪ストーブうんちく。その6

国有資源の木材の活用を今一度考える時期に来ている

薪(木材)のエネルギー密度(重量あたりの持っているエネルギー)は 石油系に比べ、約半分。

思いの他木材の持っているエネルギーは多い

木材:4500kcal/kg 完全乾燥
灯油:10600kcal/kg

日本のエネルギーセキュリティー(エネルギーの90数パーセントを輸入に頼っている)を考えれば、余り余っている木材の利用を見直すことも必要であろう。

景観や森林保全の観点からも。少なくとも緊急時に対しては。

欧米の薪ストーブの様に、燃焼・暖房技術はとてつもなく進化ししていることからも。

但し、石油系と違って自国での「労力」がかかってしまう。
伐採・山からの移動・運搬、保管等々。

しかし、石油依存の日本では、石油輸入価格で日本経済が左右される。

原発事故以後の石油・LNG輸入増で、日本の経済収支(輸出入含めた)が黒字から赤字転落したことがあったのは記憶に新しい。

日本の経済は、エネルギーを輸入する為に働いている。
といっても過言ではない。

その輸入エネルギーは、ある意味他国の言いなり
(価格設定、量、共に)

国有資源の木材の活用を今一度考える時期に来ている

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