七つの海を越えて

単独無寄港世界一周という挑戦に成功

史上最年少記録

というおまけまでつけることができたのはなぜだったのだろうかと考える。

僕は何か 特別な技術を持っているわけでもないし、人よりも抜群に優 れているものもない。

ひと様に誇れるものは何もない。

ヨットで世界一周を目指すような環境もないに等しかった。

ヨットを持っていたわけでもなく、親父は普通のサラリーマンだ。

僕はただの好奇心で世界一周をしてみたかっただけである

もちろん、世界一周をしたいなど子供の頃は誰しもが思うことか もしれない。

親父に言わせると、
僕は子供の頃から一度言い出したら聞かない子だったらしい。

そのせいなのだろうか。

確かにいろいろと考えてみても「絶対に 世界一周する 」
という思いをずっと持ち 続け、

僕は何があって も諦めなかった

これだけは言えると思う。

もういやだ、やめたい、逃げたいと何百回も思った。

どうやら
世界一周を止める正当な理由を見つけられるかと
何度真剣に考えたかわからないほどである。

それでも僕は諦めなかった。

はっきりした理由は僕にもわからないが、
途中で投げ出してしまうことはど うしてもできなかった。

僕が今になって思うのは、

一番大切なものは想像力だということだ

僕はどうしても世界一周をしてみ たいと 思った。

その思い、その想像が強くなればなるほど
「どうやったら世界一周できるのだろう」
と具 体的な 方法を考えるようになる。

すると今度は体が自然に動いてくるのである。

いろいろ調べてみたり、体を鍛えたり、
とにかくそのために今できることをやろうとする。

すると、今度はいろんな人との出会い が訪れる。

動けば動くほど、多くの人たちと出会うことができる

その夢につながるチャンスが芽生え てくる。

そのチャンスを掴むことによって夢は叶えられたようなきがする。

その道のりは決して派手でも なければカッコいいものでもない。

ほんの小さな一歩一歩の積み重ねが続いただけだ

白石康二郎



自ら苦労して、大きな目標を達成したひとの言葉には力があり、
また元気をもらいます。

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